久生十蘭
 
公私混同著者紹介:

久生十蘭全集(三一書房)
久生十蘭全集 I〜VII

▽収録
I
「黒い手帳」「海豹島」「地底獣国」「ハムレット」「鈴木主水」「母子像」「魔都」
解説 荒 正人

II
「黄泉から」「予言」「野萩」「春雪」「西林図」「復活祭」「蝶の絵」「姦(かしまし)」「白雪姫」 「無月物語」「新西遊記」「玉取物語」「うすゆき抄」「湖畔」「ひどい煙」「ボニン島物語」「無惨やな」 「春の山」「川波」「一の倉沢」「虹の橋」「雪間」「雲の小径」「手紙」「重吉漂流紀聞」「藤九郎の島」 「奥の海」「呂宋の壺」「喪服」
解説 澁澤瀧彦

III
「だいこん」「ノア」「三界万霊塔」
ノンフィクション・ノベル
「カストリ候実録」「フランス伯N・B」「淪楽の皇女の覚書」「妖婦アリス芸談」「南極記」「泡沫の記」「海難記」「青髭二百八十人の妻」「悪の花束」
解説 中井英夫

IV
顎十郎捕物帳
「捨公方」「稲荷の使」「都鳥」「鎌いたち」「ねずみ」「三人目」「紙凧」「氷献上」「丹頂の鶴」「野伏大名」 「御代参の乗物」「咸臨丸受取」「遠島船」「蕃拉布」「日高川」「菊香水」「初春狸合戦」「永代経」「両国の大鯨」 「金鳳釵」「かごやの客」「小鰭の鮨」「猫眼の男」「いもり」←漢字出ませんでした。(虫榮虫原)
解説 都筑道夫

V
「十字街」「我が家の楽園」
「新説・鉄仮面」
 -無名公子  -二人のルイ  -深夜の告白  -王様の日  -黄金の馬車  -古城の残月  -黒法師  -侏儒の踊  -由縁の人  -地虫の歌
解説 中島河太郎

VI
ノンシャラン道中記
「八人の小悪魔」「合乗り乳母車」「謝肉祭の支那服」「南風吹かば」「タラノ音頭」「乱視の奈翁」「アルプスの潜水夫」「燕尾服の自殺」
「墓地展望亭」「あなたも私も」「肌色の月」
解説 尾崎秀樹

VII
「金狼」
キャラコさん
「社交室」「雪の山小屋」「蘆の木笛」「女の手」「鴎(本当は旧漢字の方)」「ぬすびと」「海の刷画」「月光曲」「雁来紅の家」「馬と老人」「新しき出発」
作品年表
解説 渡辺啓助

ネット販売大手だけ見て、新品全巻購入は望めないと思っていたけど、、ちゃんと調べたら買えた。(2006/09/07)
⇒東京堂書店(http://www.tokyodoshoten.co.jp/)通販もやってます。

(2006/09/10 記)


創元推理文庫
日本探偵小説全集8
久生十蘭集

発端に提出される謎の見事さもさつことながら、解明の鮮やかさが印象的な『顎十郎捕物帳』と『平賀源内捕物帳』の二つの捕物帳は、久生十蘭の作品中、もっとも本格探偵小説の醍醐味を味わうことのできる傑作シリーズである。本巻には『顎十郎』の全二十四篇と、『平賀源内』の代表作三篇を収録した。同時に、名作「湖畔」「ハムレット」等も併載。
(カバーより)

「湖畔」
顎十郎捕物帳
 「捨公方」「紙凧」「稲荷の使」「都鳥」「遠島船」「鎌いたち」「氷献上」「日高川」「御代参の乗物」「三人目」「丹頂の鶴」「ねずみ」「野伏大名」「蕃拉布」「咸臨丸受取」「菊香水」「初春狸合戦」「猫眼の男」「永代経」「かごやの客」「両国の大鯨」「金鳳釵」「小鰭の鮨」「いもり」←漢字出ませんでした。(虫榮虫原)
「昆虫図」
平賀源内捕物帳
 「萩寺の女」「山王祭の大象」「長崎ものがたり」
「ハムレット」
「水草」
「骨仏」

読了。


講談社文芸文庫
湖畔・ハムレット
久生十蘭作品集

女装、泥酔、放火――、模範少年はなぜ一見、脈絡のない事件を起こしたのか? 少年の心理の過去現在に交錯する戦後空間に追い、母と息子の残酷極まりない愛の悲劇に至る傑作「母子像」(世界短編小説コンクール第一席)、黒田騒動に材を採り破滅に傾倒する人間像を描破した「鈴木主水」(直木賞)等、凝りに凝った小説技巧、変幻自在なストーリーテリングで「小説の魔術師」と評される十蘭の先駆性を示す代表作七編。
(カバーより)

「湖畔」「ハムレット」「玉取物語」「鈴木主水」「母子像」「奥の海」「呂宋の壺」

(2006/??/?? 読了)
(2006/04/23 記)


教養文庫(社会思想社)
久生十蘭傑作選 I
魔都

「魔都」
・鬼才、久生十蘭(土岐雄三)

朝日文庫版で読了。

(2006/09/03 記)
(2006/12/30 追記)


久生十蘭傑作選 II
黄金遁走曲

「ノンシャラン道中記」「黄金遁走曲」「花束町一番地」「モンテカルロの下着」
・解説(岩田 宏)

読了。

(2006/??/?? 読了)
(2006/09/17 記)
(2006/12/30 追記)


久生十蘭傑作選 III
地底獣国

「地底獣国」「黒い手帖」「海豹島」「墓地展望亭」「カイゼルの白書」「犂(カラスキー)氏の友情」「月光と硫酸」「レカミエー夫人」
・刻鏤無形(中野美代子)

未読だったのは「カイゼルの白書」「犂(カラスキー)氏の友情」「レカミエー夫人」でした。
今回読んだ中では「犂(カラスキー)氏の友情」がツボでした。でも「カイゼルの白書」「レカミエー夫人」も良かったです。
他のラインナップを見るにラストの読めない作品が多いと思います。その通り、ちくま文庫の怪奇探偵小説傑作選シリーズに採られてる多いです。
昔の探偵小説好きにはたまらない一冊ではないでしょうか。

(2006/09/06 読了)
(2006/09/03 記)


久生十蘭傑作選 IV
昆虫図

「生霊」「南部の鼻曲り」「ハムレット」「予言」「復活祭」「春雪」「野萩」「西林図」「姦」「母子像」「春の山」「虹の橋」「雪間」「昆虫図」「水草」「骨仏」
・十蘭の男振り(草森紳一)

未読だったのは「生霊」「南部の鼻曲り」「復活祭」「春雪」「野萩」「西林図」「姦」「春の山」「虹の橋」「雪間」でした。
この本に収録されてるのはホントつぼにハマりまくり。
一篇読み終えるごとに悶えておりました。
「生霊」の粋なやりとり! このシリーズIV収録の「亜墨利加討」もそうですが、単純な言葉のやりとりとそれを描写してる文章だけで鳥肌が立ちます。
奇抜な言葉や言い回しをしてるわけでも無いのに。なんでこんなスラっと流れる文体でここまで粋に格好良くなるのか!?
「南部の鼻曲り」「復活祭」は着地点がまったく見えませんでした。そうくるか!!
「西林図」の爺さまの台詞もいちいち凄かった。静かで丁寧な言葉の裏にしっかり怨嗟と口惜しさが籠もっている。
それを受け止める冬亭の誠意、そしてラスト。感涙。しかも対決の前に冬木の前で、迷いと不安を見せているから、今回の行動に掛ける意気込み・不安・覚悟を思い知らされ、またラストに深く感動するのです。
そんなのを書きつつ、「姦(かしまし)」で女の人が電話で延々くっちゃべる話をやっちゃったりするんだもんなぁ。
「春雪」の、、って書いてたらキリが無いぐらい。既読の「ハムレット」「予言」やラストの掌編3編を考えれば、まさにベスト、傑作選です。
この教養文庫のこのシリーズ見事なセレクトだと思います。
私はもう久生十蘭の作品は全編読みたいと思っているので、来年以降発売予定の全集に本当に期待しています。

(2006/09/08 読了)
(2006/09/03 記)


久生十蘭傑作選 V
無月物語

「遣米日記」「犬」「亜墨利加討」「湖畔」「無月物語」「鈴木主水」「玉取物語」「うすゆき抄」「無残やな」「奥の海」
・男ぶりの小説、女ぶりの小説(都筑道夫)
・解題(中井英夫)
・著作年表(島崎博)

(2006/04/23 読了)
(2006/04/23 記)


中公文庫
肌色の月

たまたま見上げた月が肌色に見えたことから自分の病疾を知り、死を思って旅立つ変装の宇野久美子――奇しくも同じ病いに逝った著者の絶筆遺作推理。
「予言」「母子像」を併載。
(カバーより)

「肌色の月」「予言」「母子像」
・あとがき(久生幸子)
・解題(中井英夫)

(2006/04/23 未読)
(2006/04/23 記)


朝日文庫
十字街

-

未読。


魔都

-

読了。

(2006/10/?? 読了)
(2006/11/19 追記)


平賀源内捕物帳

「萩寺の女」「牡丹亭」「稲妻草紙」「象の腹」「長崎物語」「風見鶏」「三人姉妹」「預り姫」

読了。


顎十郎捕物帳

「捨公方」「稲荷の使」「都鳥」「遠島船」「鎌いたち」「ねずみ」「氷献上」「咸臨丸受取」「お代参の乗物」「三人目」「丹頂の鶴」「野伏大名」「蕃拉布」「日高川」「菊香水」「初春狸合戦」「猫眼の男」「永代経」「両国の大鯨」「金鳳釵」「小鰭の鮨」「いもり」(虫榮虫原)「かごやの客」

「日本探偵小説全集8 久生十蘭集」で全作、読了。