森博嗣
 
公私混同著者紹介:
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S&Mシリーズ

すべてがFになる

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。
彼女の部屋からウエディングドレス・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。
偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。
(カバーより)

上の説明を見るとかなり猟奇な作品に見えますが、そうでもありません。
むしろ謎・トリックを主題に置いた本格ミステリーです。
犀川・西之園コンビの小説はS&Mシリーズと呼ばれ、10作品で既に完結しています。
シリーズの間、時間は確実に経過していきます。
この人の作品に関わらずですが、シリーズものは最初から読んでいくのがいいと思います。
さてやっとこの作品の感想ですが、ちょっと中だるみするかなって感じです。
しかし面白い。真賀田博士大好きです。
個人的に馴染まないのですが、森博嗣氏は語尾の伸ばす音を省略します。
コーヒーメーカ、セータなどなど。
大学生のとき、最近こういうのが流行ってるんだ、と講師の人が言っていたのを思い出しました。
その時は面白いなと思ったのですが、、上記のようなものはちゃんと伸ばして貰いたいなぁと思ったり。
人によって受け入れ範囲が違うのだろうし、仕方ないことですが。
そういえば、この「全てがFになる」はゲームにもなっているそうです。

追記:最近また書かれてるようですね。犀川、西之園、真賀田モノ。


冷たい密室と博士たち

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読了。


笑わない数学者

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読了。


詩的私的ジャック

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読了。


封印制度

50年前、日本画家・香山風采は息子・林水に家宝「天地の瓢(こひょう)」と「無我の匣(はこ)」を残して密室の中で謎の死をとげた。
不思議な言い伝えのある家宝と風采の死の秘密は、現在にいたるまで誰にも解かれていない。
そして今度は、林水が死体となって発見された。。
(カバーより)

「すべてがFになる」と「有限と微小のパン」そしてこの「封印制度」。
S&Mシリーズとして、単純にミステリー小説としても抑えておくべきかと。
私はこのシリーズの中でこの「封印制度」が一番好きです。最後の複線が無駄に思えたぐらい。
「すべてがFになる」のときにも申しましたが、シリーズは最初から順番に読みましょう。
私は「詩的私的ジャック」のあとに「有限と微小のパン」を読んでしまいました。
後悔。
正直に言って、他のシリーズ作品(最初に挙げた2作品を除く)は今いち好きになれません。
話もトリックも。この「封印制度」は殺人事件よりもむしろ、「天地の瓢(こひょう)」と「無我の匣(はこ)」の謎の方が楽しめました。
そして、なんと言っても見所は犀川先生(と西之園さん)です。
これは他のシリーズ作品を読んでいなければ楽しさ半減なのですが、とにかく良かったです。


幻惑と死と使途

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読了。


夏のレプリカ

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読了。


今はもうない

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読了。


数奇にして模型

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未読。


有限と微小のパン

日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。
パークでは過去に「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。
萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。核心に存在する、偉大な知性の正体は・・・・・・。
(カバーより)

いきなり最初から登場するので隠す必要もないし、だいたい登場人物紹介にも載っている。
でも名前は控えておきましょう。バレバレですが彼女が登場します。
なんで私はこういう人が好きなんでしょうねぇ。。
とにかくこの小説はトリックも何もうっちゃって彼女のここ数日の行動を想像するのです。ええ。
あ、でもちゃんと小説としても面白いです。話の流れも良いので、気持ちよく読んでいくことが出来ます。
実際この本を手に取ったとき「厚いけど大丈夫だろうか」と思いました。
でもそんなこと気にしたのは無駄でしたね。
一つ残念だったのが西之園さんの扱い。
もうちょっとこう、、そうすれば完璧だったのに。