坂口安吾
 
公私混同著者紹介:
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角川文庫

不連続殺人事件

戦後間もない、ある夏、詩人歌川一馬の招待で、山奥の豪邸に集まった、さまざまな男と女たち。
作家、文学者、詩人、画家、劇作家、女優など、いずれ劣らぬ変人・奇人ぞろい。 邸内に異常な愛と憎しみが交錯するうちに血は血を呼んで、世にも恐るべき、八つの殺人が生まれた!
不連続殺人事件の裏に秘められた悪魔の意図は何か?
鬼才安吾が読者に挑む、不滅のトリック! 多くのミステリ作家が絶賛する、日本推理小説史に輝く傑作。 第2回探偵作家クラブ賞受賞作。
(カバーより)

2006年に10月に出た新装版。今年2006年は坂口安吾生誕百年に当たるそうです。
旧角川文庫のカバーの紹介と比べると若干評価が大人しくなっているのが悲しい。。
解説は相変わらず高木彬光先生のモノが採用されています。流石にこれは外せませんね。
かの「刺青殺人事件」と賞を争い勝利した作品。
法月綸太郎さんのエッセイも今回(?)追加収録されています。
読んでから間が空いてしまったので感想はうまく書けません。しかし名作には間違いなし。
ただ汎用性がある、しかも現在では有名王道になってしまっているトリックなのでミステリ好きは一度は出会ってしまっているでしょうね。
雰囲気も舞台も古臭いと感じる人も居そう。
そこら辺が気にならない人むしろ好きな人は大満足の一冊ではないでしょうか。
私が読んで気になったのは、巨勢博士の判断基準が良く分からなかった点でしょうか。
特に最後の殺人がまだまだ起こらないと判断した理由がサッパリです。
証拠集めに時間が掛かるのは確実なため、ある種希望ような側面もあったのかもしれない。
しかしどうでも仮に明確な理由があるとしても一人で解決しようとしすぎな感じがします。
難点を挙げればこんなところですが、、ああしかしこの濃度・雰囲気・テンポ!
昔の探偵小説はやっぱいいなぁと思いました。

しかしカバーはこれの一個前のヤツが好みだのう。机にペンの刺さってるオサレなヤツ。

(2006/10/?? 読了)
(2006/11/19 記)


角川文庫 緑 一〇〇

不連続殺人事件

戦後間もない、ある夏、詩人歌川一馬の招待で、山奥の豪邸に集まった、さまざまな男と女たち。
作家、文学者、詩人、画家、劇作家、女優など、いずれ劣らぬ変人・奇人ぞろい。 邸内に異常な愛と憎しみが交錯するうちに血は血を呼んで、世にも恐るべき、八つの殺人が生まれた。
<不連続殺人事件>――その裏に秘められた、悪魔の意図は何か?
鬼才安吾が読者に挑む、不滅のトリック! すべての推理作家が絶賛する、日本推理小説史上最高の傑作。 第二回探偵作家クラブ賞受賞。
(カバーより)

新装版で読了。

(2006/10/?? 読了)
(2006/11/19 記)


明治開花
安吾捕物帖

▽収録
・読者への口上
「舞踏会殺人事件」「密室大犯罪」「ああ無情」「万引一家」「血を見る真珠」「石の下」「時計館の秘密」「覆面屋敷」

未読。

(2006/11/19 記)


能面の秘密
安吾傑作推理小説選

▽収録
「投手殺人事件」「南京虫殺人事件」「選挙殺人事件」「山の神殺人事件」「正午の殺人」「影のない犯人」「心霊殺人事件」「能面の秘密」

不連続殺人事件が面白かったので読んでみました。
傑作選だけあってどれも面白かった。
「能面の秘密」の按摩さんのカンの鋭さ加減など、 ちょうど読んでる最中ノリツッコミを入れた部分がある意味重要な判断基準になっていたりして、 あそこ複線だったのか!かと。
やっぱりそこかしこ古い感じがするのですが、そこがまたなんともいい感じ。

(2006/10/?? 読了)
(2006/11/19 記)