時雨沢恵一
 
公私混同著者紹介:
いつも”あとがき”で遊んでるところが好き。

キノの旅 -the Beautiful World- (電撃文庫)

キノの旅
the Beautiful World

森の中で・b
人の痛みが分かる国
多数決の国
レールの上の三人の男
コロシアム
大人の国
平和な国
森の中で・a

軽いショートショートが読みたいな。そう思っていたときに耳にした「キノの旅」。
話はそれほど軽いものではなかったけど、完全にハマりました。
通勤時のちょっとした時間に読める短編形式で、ちょっとした逆転のあるオチが面白い。
とにかく私はエルメスが好きです。もう最高。
作者さんがおっしゃるには、最初は順番に、次はお好きな順番で、ということです。
Iではなんと言っても「レールの上の三人の男」が好きです。


キノの旅 II
the Beautiful World

狙撃兵の話
砂漠の真ん中で・b
人を喰った話
過保護
魔法使いの国
自由報道の国
絵の話
帰郷
木の国
優しい国
砂漠の真ん中で・a

IIなら「魔法使いの国」が良いですねぇ。
話の内容もいいですが、最後のキノとエルメスのやりとりが最高です。


キノの旅 III
the Beautiful World

愛と平和の国
雲の中で・b
城壁のない国
説得力
同じ顔の国
機械人形の話
差別を許さない国
終わってしまった話
雲の中で・a

IIIなら「同じ顔の国」ですかね。やはり。


キノの旅 IV
the Beautiful World

紅い海の真ん中で・b
像のある国
×××××
二人の国
伝統
仕事をしなくていい国
分かれている国
ぶどう
認めている国
たかられた話
橋の国
塔の国
紅い海の真ん中で・a

読了


キノの旅 V
the Beautiful World

夕日の中で・b
あの時のこと
人を殺すことができる国
店の話
英雄達の国 -No Hero-
英雄達の国 -Seven Heroes-
のどかな国
予言の国
用心棒
塩の平原の話
病気の国
夕日の中で・a

読了


キノの旅 VI
the Beautiful World

入れない国
中立な国
戦車の話
誓い・b
彼女の旅 -Chances-
彼女の旅 -Love and Bullets-
花火の国
長のいる国
忘れない国
安全な国
旅の途中
祝福のつもり
誓い・a

読了


キノの旅 VII
the Beautiful World

何かをするために・b
迷惑な国
ある愛の国
川原にて
冬の話
森の中のお茶会の話
嘘つき達の国
何かをするために・a

読了


キノの旅 VIII
the Beautiful World

道の国
悪いことはできない国
渚にて 旅の始まりと終わり
歴史のある国
愛のある国
ラジオな国
救われた国
船の国

読了


キノの旅 IX
the Beautiful World

なってないひとたち
城壁の話
悲しみの中で・b
記憶の国
いい人達の夕べ
作家の旅
電波の国
日記の国
自然保護の国
商人の国
殺す国
続・戦車の話
むかしの話
説得力II
悲しみの中で・a

読了


キノの旅 X
the Beautiful World

ペットの国
ティーの願い
在る男の旅・b
インタビューの国
ホラ吹き達の話
保護の国
電柱の国
こんなところにある国
ティーの一日
歌姫のいる国
在る男の旅・a

長編(中篇?)1本に短編・掌編10本。
「電柱の国」が良かったです。
長編「歌姫のいる国」はどうなんでしょうか。
なんかこう時雨沢さんのちょっと特別感のある話は冷静に読んでしまいます。
気持ちが盛り上がらないというか。何故なんだ。この人こういう話苦手なんじゃないかという感想。
実はIIの「優しい国」もさほど感じるものはなくて。。でも世間の反応を見るにそうでもなくて。
キノが割りと例外的な行動を取るのでファンは必見でしょうか。

今年2006年はいっぱい出た? リリアとトレイズの前後篇に学園キノにシリーズのキノ。ドクロちゃんのアンソロジーもありました。
来年もいっぱい出ますように。

(2006/10/09 読了)
(2006/12/30 記)



学園キノ

・キノの旅第四部・学園編第一話
 「キノ颯爽登場!」−Here Comes KINO−
・キノの旅第四部・学園編第二話
 「気になるアイツは転校生だワン!」−Before Dog Days−
・『籠球キノ』
・『水泳キノ』
・キノの旅第四部・学園編第三話
 「夏休みはロマンスと火薬の香−刀と犬の婿取りバトル?」−Last Man Standing Got Milk.−

帯に、
―――この作品は『キノの旅』なんかじゃない。
元々、通販限定の、電撃文庫公式の、本人が書いちゃった、海賊本に掲載されたらしいのですが、このたび目出度く文庫化。
そっちのアクションはさっぱり知らなかったので、文庫化されて本屋さんに並んでよかったです。
ジャンルはたぶんギャグ。キノの旅の登場人物で遊んだ作品です。
笑いとしてはイマイチかなぁと思ったりもするわけですが、こういうのも嫌いじゃないので、機会があればまたやって欲しいですね。
でも他の仕事もしつつやってくれーと我が侭を言ってみたり。
「キノの旅」ファンは絶対に読んではいけない!
という商法ですので、キノファンは読め。Xはまだーー?


学園キノ 2

・挿絵
 「宿題 〜真夜中のデッドリミット〜」−Dead Limit−
・キノの旅第四部・学園編第四話
 「茶子の爆弾物語」−Tea Breaks!−
・キノの旅第四部・学園編第五話
 「千の鉄砲を持つ少女」−Role Playing Game−
・キノの旅第四部・学園編第六話
 「エルメス大地に立つ」−Strap Meets the Girl.−
・番外編
 「とある静ととあるサモエド仮面のとある夏のとある一日」−a Day of a Dog in Dog Days.−

感想は、、、言いたいトコロは言うとネタバレになりそうなんだよな。。
小説の内容は、良くも悪くもいつも通りです。いつも通りの「学園キノ」です。
(こういう企画の二回目)二巻でそう思うのだから、前回以上なのかもしれません。きっと3も出ます。
でも、表紙を見ても分かるとおり、絵は、黒星紅白氏の絵は、目に見えて一段ブっとんでくれました。
『電撃hp Volume.48』のミニインタビューで、
「学園キノ」二巻、一巻以上にぶっ飛ばしてるんで、イラストの方もはっちゃけてみました。
と言われているだけあります。最初の方ははっちゃけきれてなかったそうです。
次巻では更にはっちゃけて欲しいものです。
帯に、
学園キノは、あなたにとって『キノの旅』イメージ崩落の原因の一つとなります。
とあります、 そういう商法ですので、キノファンは読め。XIはまだーー?


アリソン (電撃文庫)

アリソン

巨大な大陸が一つだけある世界――
その大陸は二つの連邦に分けられていて長い間、戦争を繰り返していた。
その東側の連邦に暮らす、学生ヴィルと軍人アリソンは、二人とも17歳。
ある日ヴィルは、アリソンと一緒に街外れまで行き、そこでホラ吹きで有名な老人と出会う。
その老人は二人に”宝”の話をする。
『戦争を終わらせることができる、それだけの価値がある宝』――。
しかし、二人の目の前でその老人は誘拐されてしまう。
そして……。
(カバーより)

アリソン三部作の一作目。主役はアリソン。
キノとは違って至って明るい話。一部暗いか。
ジイさんを攫ったヤツらを追跡して国境越えちゃったり。艱難乗り越え大暴れ。
この時はまだ構成や文章が荒い感じなのですが、それだけにダイレクトに面白い。
特にヴィルが序盤怪我をするのですがそのエピソードが良いというか、アレを乗り越えてそこで怪我しますかって感じで。
なんかそこが妙に冒険ぽい感じでよかったです。
無理矢理で意味なしっぽいですが、きっとあの後の小屋の主の話になんとなく繋げてるんでしょうね。深読みかなぁ。
元気に突っ走るアリソンに、引きずられながらもキッチリサポートに回るヴィル、のコンビがとても良いです。


アリソン II
真夏の夜の夢

巨大な大陸が一つだけある世界――。
その大陸は中央に山脈と大河で二つの連邦に分けられている。
その東側に暮らす、学生ヴィルと軍人アリソンは二人とも17歳。
ヴィルの冬季研修旅行を聞きつけたアリソンが、ある計画を立てて、結果ヴィルとアリソンは一緒に過ごす事に……。
そして、二人は偶然ある村にたどり着く。
最初愛想のいい村人達だったのだが、出されたお茶を飲んだ二人は昏倒し、とらわれてしまう。
実はその村は……!?
(カバーより)

アリソン三部作の二作目。主役は英雄さんと――。
アリソンは完全に続き物ですので、最初から順番に読むことをオススメします。
作者様も”あとがき”ならぬ”よこがき”で述べてますが、思いっきり前作のネタバレしてますから。
Iが楽しく読めるならIIも確実に楽しいですから安心。
飛行機で街を滑走するシーンがナイス。アリソンにはやはり飛行機が似合います。
しかしアリソンのいる空軍も愉快な人たちがいっぱいで楽しそうですねぇ。



アリソン III(上)
   ルトニを車窓から
アリソン III(下)
   陰謀という名の列車

巨大な大陸が一つだけある世界。
その大陸は、中央にある山脈と大河で、二つの連邦に分かれている。
その東側の連邦に暮らす、学生ヴィルと軍人アリソンは、二人とも17歳。
長く続いていた戦争は表面上終わり、二つの連邦をつなぐ大陸横断鉄道が開通することに――。
(カバーより)

アリソン三部作の二作目。主役はヴィル。
主役がヴィルのせいか、乗り物が電車だったり、得物が銃だったり、構成がミステリだったり。
この頃になると流石に展開がどうに入っているのですが、今回は妙に落ち着いていて、話もかなり暗いです。
私はアリソンに明るい冒険活劇を求めていたのでちょっと残念でしたよぅ。
肝心のアリソンの活躍場面も少なかったですしね。
アリソンはこれにて終了のようです。少し寂しいですが、キッチリ終わってるものって好きです。


リリアとトレイズ (電撃文庫)

リリアとトレイズ I
そして二人は旅行に行った<上>

リリアは15歳。父のヴィルは若くして死亡し、軍人である母アリソンと二人で暮らしている。
ある日、リリアは幼なじみであるトレイズが夏休みを利用してリリアの元に遊びに来る。
トレイズに素っ気無くするリリアだったが、突然の訓練により家を空けることになった母アリソンの勧めもあり、トレイズと二人で旅行に行くことにする。
しかし二人は、その旅行で大変な経験をする事に・・・・・・。
(カバーより)

II へ。


リリアとトレイズ II
そして二人は旅行に行った<下>

リリアは、幼なじみであるトレイズと夏休みを利用して旅に出る。
たまたま乗った遊覧水上飛行で、二人は湖に不時着している飛行機を発見し、助けるために近づく。
しかし、相手のパイロットから発砲されてリリア達が乗っている飛行機のパイロットが死んでしまう。
理由もわからないまま二人は数機の飛行機に追われることとなる。
彼らが知らずに巻き込まれた事件とは――!? リリアとトレイズに忍び寄る影の正体は――!?
(カバーより)

アリソンの正式な続編だそうです。ねくすとじぇねれーしょんだそうです。
・・・難しいですねぇ。二代目ってヤツは。どうしても偉大な先代が付いてくる。
優秀に変に大人に育ってしまい、巨大な後ろ盾があったりする。後ろがあるだけに下手に動けなかったり。仕方が無いことですけど。
せっかく主人公達が頑張っているのにな。裏舞台は見えないほうがいいと思った。
まぁ初回は前との繋がりとして仕様がないものとして、次回(があるとすれば)は、二人だけの物語になって欲しいものです。
あと好み的に女の子主導の方がいいです。特にこのシリーズは。肝心なときはいつも、、、じゃあ、ただのマスコットになってしまう。
最後に――
「言いますが、殿下。全ての話が終わったとき、殿下の御気分が悪くなることを保障します。知らない方がよかったと思うかもしれません。――続けてよろしいですか?」
聞かなきゃ良かった。こういうのも要らない。というかヤメレ。


リリアとトレイズ III
イクストーヴァの一番長い日<上>

冬休みに入ったリリアは、トレイズから、「年越しを湖畔で過ごしませんか?」という誘いを受ける。
リリアと母親のアリソンは、トレイズが待つ街まで向かうが、途中雪崩によって大幅に到着が遅れてしまう。
なんとかトレイズの元に着いたリリアとアリソンは、トレイズが借りたという湖畔の別荘で、年明けを迎えることに――。
気を利かせたアリソンが一人待ちに出て、リリアとトレイズ二人っきりの大晦日になる。
トレイズは、この機会に”自分が王子であることを”をリリアに告げるつもりでいた。しかし・・・・・・。
巻末に短編サイドストーリー「騎士の背中」をスペシャル収録。
(カバーより)

IVへ。

(2006/05/13 読了)
(2006/05/14 記)


リリアとトレイズ IV
イクストーヴァの一番長い日<下>

トレイズが借りたという湖畔の別荘で、年明けを迎えることになったリリアとアリソン。
気を利かせたアリソンが一人待ちに出て、リリアとトレイズ二人っきりの大晦日になる。
トレイズは、この機会に”自分が王子であることを”をリリアに告げるつもりでいた。しかし――。
年越しの瞬間、リリアとトレイズの、穏やかな年越しは一変する!
二人はイクス王国を襲った犯罪へと巻き込まれてしまったのだ。
リリアとトレイズ二人で反撃を開始するが、事態は望む方向には動かなくて・・・・・・。
”イクストーヴァの一番長い日”完結編!
巻末に短編サイドストーリー「メリエルとトレイズ」をスペシャル収録。
(カバーより)

今回は最後にいいところを先代に掻っ攫われることもなく良かったんじゃないでしょうかー。
しかしやはり今回も二人だけじゃ歯の立たない話で、、、でもまぁ前の人らの絡みも適度だったし、このあたりのバランスで行くつもりなのかもしれないですね。
冒険ではイマイチ役に立たないリリアですが、今回は他者への精神面への働きかけという意味で役に立っていたのでまずまず満足。
しっかしもうちょっとライトなネタに出来ないものか。

(2006/05/14 読了)
(2006/05/14 記)


リリアとトレイズ V
私の王子さま<上>

リリアは、春休み明けに控えている学院恒例のダンスパーティの相手が決まらず頭を抱えていた。 まわりの友人はどんどんと相手が決まる中、リリアの相手は決まらないまま、遂に春休みとなり、母親のアリソンと列車の旅行に出かける。
一方、トレイズは、ある国への婿入り話がでており、二十歳までに自分で結婚相手を決めなければ、その婿入り話を受けなくてはならない、 という状況になっていた。さらに、その婿入り相手がトレイズのいるイクス王国を訪問することとなり――!?
人気シリーズ注目のクライマックス・エピソード<上>巻。
(カバーより)

VIへ。

(2006/04/07 読了)
(2006/04/08 記)


リリアとトレイズ VI
私の王子さま<下>

春休み明けに控えている学院恒例のダンスパーティの相手が決まらないまま、母親のアリソンと列車での旅行に出かけたリリア。 一方その頃トレイズは、婿入り話の相手の、観光案内役を引き受けるはめになっていた。しかもその相手の護衛は、なんとトラヴァス少佐だった。
リリアとトレイズ、アリソンとトラヴァス少佐をも巻き込んだ、春休みの大事件! その結末とは――!?
時雨沢恵一&黒星紅白が贈る、大人気シリーズ注目のクライマックス・エピソード<下>巻。
(カバーより)

相変わらず活躍するのはリリア以外の人たちで。
とはいえ周りは怪物だらけなわけで、優秀だけど普通人なリリアが目立たないのは仕方ないことなのか。
むしろ普通であるからこそ良いのだとも思えてきた。
トレイズの「よく分からないんだ!」はなんか凄く良く分かった。ここまでの話が全て複線だったのかと思った。
犯人さんの最悪っぷりも変な突き抜け方でギリギリラインまで押し戻されていて、私的ボーダーライン上といったところ。
今回はいろいろまとめに入っているというか今までの関係性の変わり始める感じで、、、
次回がとっても楽しみね!! な感じなのに、次回は未定、だそうです。
まだまだ楽しいことがやれそうなこのシリーズ、この世界。また何かがあればいいなぁ。

(2006/04/07 読了)
(2006/04/08 記)


その他







[電撃劇場文庫]
キノの旅 the Beautiful World 劇場の国-KINO- 時雨沢恵一
灼眼のシャナM 高橋弥七郎
いぬかみっ! スペシャルエディション 有沢まみず

未読。。

適当なところが無いのでとりあえずここに。
2007年04月に公開された『電撃文庫ムービーフェスティバル』を記念して作られた特別な電撃文庫『電撃劇場文庫』。
三冊セット箱入り。800円。
上映映画館のみで発売。今のところ。一般販売はどうなんでしょう?
全部書き下ろしだと思ってたので、一般販売アリだと思ってましたが、既刊からの採録と半々なので、微妙なところです。
書き下ろし部分だけで一冊になったりは、要望が多ければ、あるのかも。。。
映画よりこちらが目的に映画館に行った人は私と同類です。もちろん映画も見ました。
・・・・・・「いぬかみっ!」は最高でした。くそぅ、あんな下品なヤツを堂々とやりやがるとはっ!
何故か隣に居たこの場にそぐわないイナセなジィさんが笑いながら「チッ、くだらねぇ」と呟いていたのが印象的でした。
下品な笑いは老若を問わない模様。いや褒めてます。ジィさんのそれも間違いなく賛辞です。
ムービーフェスティバルの最後にアレは最高でした。

(2007/04/22 記)