神話
 

ギリシャ神話
付 北欧神話
(山室 静)

花や星の名前に秘められている謎は、華やかで明るいなかにも悲哀を含んだ美しいギリシャ神話が解き明かしてくれる。
著者はそんな謎をたどってギリシャ神話から四十五篇余りを選び神々の世界を描く。
北欧の幻想的な神話を含めた美しい物語集。
(カバーより)

神話にちょっと触れてみたいなぁと思ってたときに勧められた本。
カバーの説明読むとなんだか美々たる世界が延々と展開されているようですが、この本、結構笑えます。
こんなこと書いて怒られないか心配ですが、導入部から大笑いでした。
だからスっと神話世界に入れて、後の面白い話や悲しい物語も楽しむことができましたね。
ギリシャ神話の入門本としてとても良いのではないでしょうか。
ギリシャ神話はとにかく神様達がムチャクチャで面白かったです。
もうイチイチ、そんなんでいいんかいっ! って突っ込みを入れたくなるような。
この本には北欧神話も入ってます。こちらロキさんが主ですかね。なんだかこれでみるととてもおちゃめさんなんですね。
個人的には「トールのエツンヘイム訪問」が面白かったです。んなトンチの聞いた魔法を!


ケルトの神話
女神と英雄と妖精と
(井村 君江)

神々は英雄と結婚し、英雄はまた妖精の恋人に……
<幻の民>ケルトの人びとが伝え残した神話のかずかず。
目に見えぬ世界<常若の国>や、目に見えぬ種族・妖精たちの存在を信じていたケルトの人びとの想いが今に蘇える。
ケルト文化の理解に欠かせない一冊。
(カバーより)

ケルトの神話として伝わる伝承をピックアップして紹介している本です。
読感は、割とラフな語り口だった「ギリシャ神話」を読んだ後だったせいか、”でした”口調がなんとなく堅苦しい感じがしました。
ケルトで面白かったのは、ドゥルイド僧と言われる神官や、吟遊詩人の地位ですね。
あとはやはり英雄時代の赤枝の戦士たち(レッド・ブランチ・チャンピオン)です。
特に騎士になるときに決めるという誓約(ゲッシュ)が面白いです。
効力が強く破ると大ダメージなのに、何の役にも立ってなくて、しかも上司に勝手に決められたりしちゃうという。
優秀な戦士がゲッシュのせいで倒れたりしてしまうのですね。
それがとても神話的な気がして、騎士さんたちには悪いですが、好きです。