愛屋烏におよぶ あいおくうにおよぶ

屋烏は、屋根の上にいるカラス。愛する人の家の屋根にいると思えば、カラスでさえも愛らしく感じる。
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誰かを愛すると、その人に僅かでも関係のあるものすべてが、いとおしく思える。

異表現:愛は屋上の烏に及ぶ。屋烏の愛。
反対:坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。


烏兎 うと (中国)
 
中国神話では、太陽には3本足の烏、月には兎が棲んでいるという。
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月日のこと。「烏兎匆々うとそうそう」は「月日の過ぎるのは早い」という意味。


鵜の真似をする烏水に溺れる うのまねをするからすみずにおぼれる


烏鷺の争い うろのあらそい
 
カラス=黒、サギ=白。
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囲碁のこと。


烏の行水 からすのぎょうずい

カラスはゆっくりと水浴びをせず、サッと水にくぐるだけ。
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入浴時間が短いこと。


烏を鵜に使う からすをうにつかう

同じように黒い鳥でもウは水に潜り魚を獲るが、カラスは泳げないので魚を獲れない。
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外見は似ているが、才能のない者を能力を必要とするコトに使おうとすること。


烏を鷺と言う からすをさぎという

黒を白といいくるめる。正しくない事を、強引に正当化すること。不正を正であると言い張ること。

反対:鷺を烏と言う。


権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる ごんべえがたねまきゃからすがほじくる

その1:人の骨折りを、後から面白半分にブチ壊しにすること。
その2:無駄な努力。

補足:権兵衛は百姓のこと。


鷺と烏 さぎとからす

サギは純白の鳥。カラスは真っ黒の鳥。
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正反対なモノのこと。


鷺を烏と言う さぎをからすという (日本)

白を黒と言いくるめる。

参考:鷺を烏と言う。


旅烏 たびがらす (日本)

定住せず、旅から旅へと渡り歩いている者。
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新しく来た余所者を、見下して言う言葉。
旅人が自分を卑下(謙遜?)する言葉。


何処の烏も黒い どこのからすもくろい (日本)
どこへ行っても、大した違いはない。

類語:何処の国でも屁は臭い。何処の鶏の声も同じ。何処の鶏も裸足。唐辛子は辛くて砂糖は甘い。


鳩に三枝礼烏に反哺の孝 はとにさんしのれいからすにはんぽのこう (日本)

ハトは親バトに敬意を払い、親よりも3つ下の枝にとまる。カラスはひとり立ちすると、養ってもらった恩を返すために親にエサを取ってくる。
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鳥でさえ親を敬い、孝行をするのだ。まして人間が親孝行をしなくてどうする。
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